パチンコ店が換金を可能にするシステムとは?

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三店方式について

なぜ、パチンコ店は賭博要素を含みながら刑罰を受けることなく民間企業と成り立っているのか?パチンコ店が遊技特賞の対価として提供した賞品をお金に換える仕組みや流れについて徹底解析します。

パチンコが法の抜け道として生み出された「三店方式」について解説をおこないます。

パチンコの営業実態について

日本の刑法では賭博罪が定められており、特例法で定められた公営ギャンブル以外の賭博は法律で禁止されています。

従って、特賞で得た出玉を現金で渡すことは違法となります。

【パチンコ店が営業する上での禁止行為】

1、現金や有価証券を賞品として提供する行為

2、客に提供した賞品を買い取る行為

3、遊技玉(コイン)を営業所外に持ち出させる行為

4、客の為に保管した遊技球等は表示を書面で発行する行為

上記の様に遊技により獲得した遊技玉を自社で現金に交換しうる行為は全面的に禁止されています。

三店方式とはどんな仕組み

三店方式(さんてんほうしき)とは、パチンコ店で採用されている営業形態であり、現金での賞品提供や自社買いを禁止さているパチンコ店が別法人を利用して事実上、賞品を現金化する方式となります。

三店方式の流れ

【三店の形成】

1、賞品を特殊景品として提供するパチンコ店

2、特殊景品を買取る景品交換所

3、特殊景品を景品交換所より買取りパチンコ店へ卸す卸業者

パチンコ店での景品サイクルは上記の三店で行われ、いづれも同一法人であってはならないとされています。

また、現金化に用いられる特殊景品はボールペン、ゴルフボール、口紅など多様な賞品が利用されており、100円~5000円の特殊景品に区分されていますが、原則としては景品は等価でなければならないとされているので、特殊景品の買取金額に見合った金額の商品が用いられます。

尚、買取業者である景品交換所も古物営業法による規制があり、古物商は客に対して身分証明等での住所や氏名の確認が義務付けられています。

この規制は換金総額1万円以上の取引とされていますが、現状の景品交換所では1万円以内の賞品を1人が複数回取引を行ったという建前で身分確認義務を免れているのです。

涙が出る…!

犯罪的だ…!

うますぎるっ…!

でも、これって結果的には違法じゃないの?

もちろん、賞品を換金する過程で

賞品を提供する店

賞品を買取る交換所

賞品を納品する卸業者

と三拠点に分散することで換金は行っていないと言うのが建前ですが..
一休さんのとんちの様な言い分ですよね..

パチンコ店では三店方式を正当化するために様々な対策を行っている!?

どんな対策?

1、賞品買取所は店の出口から一定の距離を設ける。

こちらは都道府県の管轄する所轄により温度差があります。
近年は防犯対策として店舗と賞品交換所が密接し店舗建物内にあることが多いです。

2、賞品交換所の場所をパチンコ店から教えない

スタッフへ「交換所どこ?」と尋ねても「お答えできません。」と回答する店がほとんどと思いますが、決して意地悪や不親切ではありません。店と交換所は関係ないという名目で答えてはならないと指導を受けています。

3、換金率(交換率)を教えてはならない。

パチンコ店は特賞出玉の対価として賞品を提供しているだけであり換金はしていません。
遊技者より「換金率は?」とか、「何玉交換?」と尋ねられても答えることはできないでしょう。
交換玉数と特殊景品の個数で電卓を叩いてみてください。

3、直買いをしてはいけません。

直買いと言ってもピンと来ない人も多いでしょう。
直買いとは、賞品卸業者を介さずにパチンコ店が賞品交換所から直に商品を買取る行為です。
思ったより出てしまって、提供する特殊景品が足りない時でも直接、店と交換所で取引をしてはなりません。
理由としては、三店方式の原理原則が破綻するからです。

皆さんがグレーゾーンと分かっていますが、本音と建前を使い分けなければならないのが大人の世界ってやつですね..

大人は質問に答えたりしない。
それが基本だ。

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