役物の登場によるパチンコの変貌

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役物の登場によるパチンコの進化

1955年の連発式禁止令により壊滅の危機に陥ったパチンコ業界。

二式や三式で半ゲージ等のゲーム性向上の取り組みが行われるも復興の兆しは見えませんでした。

しかし1957年にパチンコメーカーが開発した「役物」が冷え込む業界に大きな変革をもたらす事になっていきます。

役物コミック機ジンミット登場

1957年、連発式オール20の禁止によりパチンコ業界は大不況に陥っていた当時、「武内商会」により「役物」の第一号である「ジンミット」が開発されます。

ジンミット」は盤面中央部分に「センター役物」が設置されており、現代のパチンコ機では液晶画面がある部分となります。

このセンター役物が打ち手の視線が集まる盤面中央部分に設けられた事で、それまでは入賞口に玉が入ることで満足感を得ていたが、センター役物を通り入賞口へと導かれる玉の動きに期待感や満足感を得ることになります。

この様に「ジンミット」はそれまでのパチンコ遊技が打ち出した玉を入賞口に入賞させるというパチンコのゲーム性に付加価値を持たせる事に成功したのでした。

コミックゲートの登場

コミックゲート」は「ジンミット」と同年に平和から発売されたパチンコです。

コミックゲート」のセンター役物は入賞した玉が仕込まれた風車を回転させる仕組みになっていて、見た目の楽しさと視覚的効果を得ることが出来ました。

この様に「コミックゲート」は役物に動きを加えるという新たな発想を持った可動式役物第一号機である記念すべき機種となります。

この「コミックゲート」を契機に追従メーカーを生み、奥村遊機等もこの役物を搭載した機種を発売しており、その後、この役物は「コミック」と呼ばれて親しまれることになります。

1957年、役物パチンコ「ジンミット」が登場

役物とは?

役物【やくもの】は、 パチンコ遊技機のゲーム性にインパクトをつける演出機構や出玉を左右したり動きをつけるギミックのことです。

役物の登場した当初は「チューリップ」と呼ばれ、チューリップの花の形で左右に開閉して玉の入賞を促す物、羽物と呼ば翼を羽ばたかせる様に左右開閉で玉の入賞を促す物でした。

その後、クルーン式のものなど様々な進化を遂げ、現在では液晶演出と連動して派手に動くキャラクターや合体式のギミックを用いた役物も登場しています。

役物の特徴を3つに分けてみます。

入賞や出玉に関連する役物

入賞口、アタッカー、電チューなど、入賞や出玉を得るための装置を総称する役物です。

つまり入賞が容易になる装置となり、大当り中のアタッカー開放は「役物連続作動装置」が働いている状態となります。

玉の動きを変化させる役物

玉の動きに影響を及ぼす仕掛けを要した役物指します。

羽物と呼ばれる普通機の玉を拾う羽の部分や玉に動きをつけるギミックなど入賞口のない役物です。

入賞口、アタッカーの「役物」と区別するため、「役モノ」と呼ばれることもあります。

画面と連動した仕掛けとなる役物

主に「ギミック」と称される役物です。

デジタル画面のリーチ演出やリールなどと連動し動いたり、光ったりする可動式の仕掛け全般の役物となります。

直接は入賞や玉の動きに関わらないので、飾り役物とも呼ばれ、遊技機枠に取り付けられ手で触れられたりするものもあります。

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