パチスロのATの次はBTが誕生。その名はボーナストリガー

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ボーナストリガー

2024年8月23日(金)に警察庁より技術上の規格解釈基準についての新たな通知が発出されました。

これによりAT機とノーマルタイプの中間地点となる新たな遊技性を目指した「ボーナストリガー」搭載機(Bonus Trigger 略称:BT)が実現することとなります。

少し何言ってるか分からないって感じかと思いますが、簡単に説明すると従来のパチスロの性能で、AT機とノーマルタイプの中間となる新たな遊技性能「ボーナストリガー(BT)」の搭載が現実すると言うことです。

それでは「ボーナストリガー(BT)」導入の経緯や、その内容についてお伝えします。

解釈基準とか意味が分からないけど?

警察庁からの発表文章など言い回しも難しく意味が分かりませんよね?
私も何言ってるか今一理解できません(笑)

では、遊技機規則の解釈基準とは何が同の様に変わったのか見ていきましょう。

【風営法施行規則】
(著しく射幸性をそそる恐れのある遊技機の基準)⇒規制改正なし

【遊技機性】
(遊技機の構造・性能等の技術上の規格)⇒6号機の遊技規制改正なし

【解釈基準】
(根幹となる法律とその解釈)⇒変更にてボーナストリガー(BT)導入

BIGボーナスの差枚は今まで通り

出玉試験の出率も従来通り

ボーナス後に掛け枚数を変更しボーナス高確率状態を付与できる。

と言った内容です。

「ボーナストリガー」登場までの流れ

昨今のパチンコ業界においてパチスロはAT機の規制が緩和した、6.5号機からスマスロを通じて大変好調であり、多くのユーザーに支持を受け業界全体も盛り上がって来てますね。一時はコロナ渦などもあり低迷していたパチンコ業界でしたが、スマスロのAT機についてはシェアも順調に伸び、2024年7月末時点で市場遊技機の約40%の約55万台が設置されています。

その反面、ノーマルタイプに関しては、市場に約40万台が設置されているのですが、単調な性能であるノーマルタイプはAT機と比較して遊技性が極めて限定的であり、常に多様な遊技機開発が難しい状況にあるという課題もある状況でした。

現在のパチスロ市場は多様で複雑な遊技性を持ったAT機と、極めてシンプルな遊技性ではあるが、AT機と比較して出玉性能がかなり低いノーマルタイプと遊技機の性能に詳しい層と遊技機性能に疎い層に二極化した状態になってしまっています。

その状況を打開するためにもAT機とノーマルタイプの中間に新たな性能を持たせ、既存ユーザーの選択肢を広げることで、新規ユーザーの獲得やスロット全体の活性化を図る目的もあるようです。

「ボーナストリガー」ってどんな性能!?

それでは「ボーナストリガー(BT)」について説明していきます。

まず「ボーナストリガー(BT)」でポイントとなるのは「規定数」です。

規定数」とは、パチスロのリールを回すのに必要なメダルの枚数となり遊技枚数(BET数)となります。

要するに1ゲームを回すのに必要な遊技メダル枚数のことで、2枚掛け、3枚掛けなどを遊技機規則上では「規定数」と呼称されています。

今回、ボーナストリガーを実現した解釈基準変更内容は「規定数固定機能」です。

規定数固定機能」とは?

ボーナストリガー(BT)」によって、ボーナス終了後や初期化時の通常遊技に複数ある「規定数」のうちいずれか1つに固定できるようになります。

また、どの規定数に固定するかは、ボーナスによって定めることができるとされています。

※ただ、「規定数固定機能」を搭載する場合は、指示機能とRTは搭載することはできないみたいです。

仮に前述したノーマルタイプの例に「規定数固定機能」を搭載すると、ボーナス終了後に規定数が3枚または2枚のどちらかに固定されます。
その結果、ボーナスによってその後の通常遊技で遊技できる遊技枚数「規定数」が1つのみとなるため、ボーナス終了後に性能が変わります。

従来のノーマルタイプは、プレイヤーが自分で何枚掛けかを選択することができようになっています。
普通は、3枚掛けのほうがボーナス確率が高いので3枚で回して、ボーナス成立後に1枚掛けでボーナス図柄を揃えたりしますよね?
それは自分で何枚掛けかを選択できるから可能なわけです。

そして「規定数固定機能」とは、その名のとおり何枚掛けかが固定される機能のこととなります。

「ん?それだとボーナス当選確率も低くなり、遊技の幅が逆に狭まるんじゃないの?」
と思うでしょうが、違うようですね…

次の項ではそこから広がるゲーム性について解説していきましょう。

ボーナストリガーで可能となるゲーム性

では、「ボーナストリガー(BT)」によりどんなゲーム性が可能になるのでしょうか?

ボーナストリガー(BT)」搭載により可能となるゲーム性を例としてあげていきます。

前項で解説した「規定数」ですが、ボーナストリガー搭載機ではプレイヤーが決めることができずにボーナス終了後に切り替わることになり、どの規定数に固定するかはボーナスごとに定められるようになります。

例えば、

【通常BIGボーナス確率が1/300】

 ⇓

【BIGボーナス終了後にボーナストリガー発動】

 ⇓

【規定数2枚掛け、BIG当選確率1/30へ引き下げ】

という感じで、ボーナス確率10倍UP! さらに2枚掛けなので効率もアップします。

または、

BIGボーナス終了後に当選確率1/1のボーナストリガーを発動させ、疑似的に1G連を可能にする

など、ひとたびBBを引いてしまえば出玉性能が向上するゲーム性が可能になるということなんです。

ボーナストリガー搭載機の性能

【見た目の状態】

何枚掛けになっているかの表示あり、高確率状態は規制数が違うので間違って台を捨ててしまう、なんてことが起こらないようになっています。

【設定差】

従来のノーマルタイプと同様、ボーナス確率に設定差をつけることが可能。ボーナストリガーによって高確率に突入した場合、高設定ならさらに高い出玉性能になるといった機種も実現可能⁉

【ボーナスの払出し枚数】

6号機遊技機規則のまま、最大300枚の払い出し。つまり、従来のノーマルタイプと同様になります。

【搭載ができない機能】

押し順ナビなどの指示機能や、RTは搭載することはできないようです。

こうして見ると、6号機と大きな違いはなく、押し順ナビやRTの搭載はなくなったものの、ボーナストリガーの搭載により単純な連ちゃん性能は上がったような作りのようですね。

パチスロ&パチンコ今後の見通し

今回、遊技機規制の解釈基準として「ボーナストリガー(BT)」搭載機が登場する運びとなっていますが、2024年度で見ればスロットに対して、保通協の型式試験の適合率は悪く、適合率は約13.5%となっています。

型式試験一回の持ち込みに約180万円を要すると言われていますので、遊技機を開発するメーカーもかなりキツイ状況です。

一方、パチンコの型式試験の通過率は上がっており遊技機性能も規制も緩和されている状態となっています。

そう考えると、業界全体の調和を取るために日工組と日電協のからみなど利権がらみの動きも見受けられますね…

とは言え、パチスロの新たな性能「ボーナストリガー(BT)」によって、どのような遊技性能が誕生するのかは期待しちゃいます。

今後の新機種発売動向に目が離せません!

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