パチンコメーカーの冠名や商標権について

この記事は約4分で読めます。

皆さんはパチンコメーカーの冠名をご存じでしょうか?

パチンコの大当りを一般的に「FEVER(フィーバー)」と呼称する人も多いと思いますが、実はFEVERはパチンコメーカーSANKYOが商標登録した冠名であり、本来であれば、他のメーカーの大当りはFEVERとは呼べないのです。

では、商標冠名について解説していきます。

商標権とはどんな権利

商標は文字や図形の他に、記号、立体的形状、色彩、音など、「商品または役務(サービス)に付するマーク(標章)」となります。

有名ブランドのロゴマークや、ヤマト運輸のクロネコマークなどが標章となり営利目的で勝手に使用してはいけません。

商標とは、商品を製造・販売したり、サービスを提供したりする企業が、「このマークを付した商品(サービス)は、自社が提供するものです」とアピールする為の、「識別マーク」となります。

企業が自社のオリジナル商品とし使用している商標例としては、「宅急便」はヤマトホールディングスの商標であり、他社の運送業で「宅急便」は使えず「宅配便」と呼ばなければならなかったりですね。 

この様に特許庁へと商標出願を行い登録された商標は一つの「知的財産権」と保護されます。

その権利を「商標権」といいます。

商標権の有効な権利期間

商標権の有効な権利期間は、登録日から10年となっています。

引き続きその商標を守りたい場合は更新申請をして更新料を特許庁に支払い、商標権を存続させなければなりません。

更新の時期に更新料が支払われなかったものについては、権利期間の満了をもって失効となります

パチンコメーカーの冠名も商標が関わっている!?

実はパチンコメーカーの冠名登録商標が行われていたりします。

冠名として有名なのが、

SANKYO⇒ フィーバー

平和⇒ ブラボー

三洋⇒ パニック

のように機種名に「フィーバー〇〇」「ブラボー○○」「○○パニック」など現在でも冠名をつけた機種が発売されています。

冠名を付けることでメーカー各社はもちろん、ホールや打ち手にとっても、この台はあのメーカーとハッキリ区別することが出来るのです。

各メーカーの登録商標された冠名

現在でも商標権継続中の冠名は次のようのなります。

SANKYO⇒ フィーバー

平和⇒ ブラボー

三洋⇒ パニック

西陣(ソフィア)⇒ ルーキー

ニューギン⇒ エキサイト

大一⇒ アイドル

昭和の頃からからパチンコを打っている人なら冠名を聞いただけでメーカーが分かる筈です。

余談ですが、アレパチで一世を風靡した藤商事のエキサイトですが、ニューギンがエキサイトの商標登録をしたのはエキサイトが世に出た後になります。
もし、ニューギンの商標登録が早ければ、アレパチエキサイトも違う名称だったかも知れないですね。

失効してしまった冠名

一方、残念ながら今は失効しているパチンコメーカーの冠名です。

西陣⇒ ターボ

豊丸⇒ ドン

京楽⇒ 真っ赤な太陽・スカーレット

奥村⇒ ドリーム・アドバンス
(今はメーカー自体がなくなってしまいました..)

昔からパチンコ打つ人であれば、そう言えばそんな冠名がついた機種があったと懐かしく感じることでしょう。

「命釘」で各メーカー商標出願中!?

さて、2025年に向けて各メーカーが新たな動きを見せています。

藤商事「P貞子」、SANKYO「eガンダムUC」と命釘の釘幅が広いいわゆる「デカヘソ釘」が好調な動きを見せたため、各メーカーが釘幅の広い命釘での遊技機の開発に向けて商標出願をおこなっているということでです。

ちなみに通常パチンコ遊技機では等価交換での損益分岐が千円スタートで17~18回と言われていますが、デカヘソ釘の遊技機では損益分岐は千円スタート30回と言われています。

各メーカーデカヘソ釘の商標一覧

現在未定のものもありますが、各メーカーの商標一覧です。

サンセイ&アールディ⇒ 超ドデカS

藤商事⇒ BIGスタート

SANKYO⇒ 超デカSTART

サミー⇒ ドデカSTART

SANYO⇒ 超WIDEスタート

京楽産業⇒ デカヘソ

サンセイ&アールディ⇒ 超ドデカS

マルホン工業⇒ ヘソワイルド

大一商会⇒ デカスタート、大入りスタート

平和⇒ LLサイズ(こちらは別の可能性あり)

今のところはこんな動きです。

サンセイの「超ドデカS」なんかは大きいサイズなのか小さいサイズなの分からないし、平和の「LLサイズ」は一般で使われるので登録申請通らないのでは?と思えてしまします。

今後のパチンコどうなるの?

遊技機規制やコロナ渦などで落ち込みがあったパチンコ業界ですが、スロット6.5号機以降はスマスロを中心にギャンブル性も上がり登り調子です。

反面、パチンコはと言うと全盛期と遜色ない出玉性能を持った機種が発売させているのも関わらず低調でありスマパチシェアも4%と伸び悩んでいます。

高価交換が主体となり経営難のホールも増えるにつれ、どうしてもスタートを回せないといった状況になっていますね。

ユーザーからしてみれば「とても遊べたもんじゃない」ってのが大きな原因であると考えます。

満を持して「デカヘソ釘」で発売した「P貞子」「eガンダムUC」が評価を受けたのもそういったことではないでしょうか?

各メーカーが「デカヘソ釘」の商標出願しているのも、今後、「デカヘソ釘」での開発が進むことを意味しています。

尚、パチンコ設定の規制改正も行われ、今後はスタートではなく設定での調整に切り替わっていくことになるかも知れません

パチンコもスロットも千円30回転前後、出率は店の設定で決まる時代が訪れそうです

釘師と呼ばれる人が居れば、それは完全なる裏家業になる訳です。

Japanese »
タイトルとURLをコピーしました