誤差玉とは?パチンコ業界で役立つ用語集

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誤差玉とは

誤差玉(誤差メダル)とは、ホールコンピューター上の持ち玉(箱積みしている出玉や手持ちにある遊技玉)と、景品玉(出玉やを計数してレシートやカードに書換えられた玉数)のズレとなる玉数のことを言います。

ですので、床に落とした玉や放棄して引き上げた玉、遊技台の上皿やカセットに残った玉やクレジットに残ったメダルは景品玉として計数されないため誤差玉となります。
(スロットメダルも同様の原理です。)

誤差玉の考え方

上で説明したようにパチンコ店で遊技する際に貸し玉や賞球として払い出された持ち玉は全て景品に交換してもらうことが原則です。

その理屈で考えると、払い出された持ち玉を全て景品に交換するれば誤差は0となる訳ですが、床に落ちた玉や上皿に残った玉など、実際には全ての玉を交換することは難しいので、払い出された持ち玉と計数された玉数に誤差が生じます。

考え方としては

実際はお客様の持ち玉なのに床に落としたり、放棄して景品に交換しなかった玉は店側の利益となるのでプラス誤差となり、払い出されてもいないのに計数されて景品交換された場合は店側にとってマイナス誤差となります。

マイナス誤差が出る要因としては、他店玉の持ち込みやデータとして認識されない払い出し玉が景品交換されるなど不正の疑いも考えられるのです。

データ上の誤差玉について

物理的な誤差玉について説明しましたが、次はデータ上の誤差玉について説明します。

パチンコ店のホールコンピューターでは、店に設置されている遊技台の賞球やユニット・再プレイ機など遊技玉の払い出しがある機器、また、スマパチやスマスロは遊技機個々、ジェットカウンターや各台計数機、カウンターポスや貯玉システムと、「払い出し玉」と「交換玉」は全てデータにて管理されています。

実際に未回収の玉や持ち込み玉がない場合でも、遊技機の賞球線が断線していたり、遊技で使用した玉をカウントするアウトBOXが詰まっていたりなど、データ上での誤差が発生することがあります。

相当な年代物の昭和ホールコンピューターを使っていない限りは、賞球線の断線やアウト詰まりなどは異常が発生していますよと、ホールコンピューターが教えてくれます。

大当りしているのに遊技機上で玉が詰まって払い出しが止まってしまった場合なども異常確認で知らせてくれたりします。

店員さんがインカムでやり取りして対応しても遠隔で連チャンを止めに来た訳ではありません(笑)

誤差玉の計算式

誤差玉の計算方法について解説していきます。

誤差玉=推定景品玉-景品玉

推定景品玉とは、大当りで得た出玉や貸出し玉が未使用で上皿などにある状態で景品交換可能な持ち玉です。例えば、大当りで2000玉出たのに遊技台の皿に10玉残っているのを気づかずに景品交換した場合、(推定景品玉2,000個)-(景品玉1,990個)なので誤差玉10個となります。

上の計算式は物理的なものですが、

データとして算出する場合

誤差玉=(売上玉-差玉)-景品玉

=売上玉-(アウト-セーフ)-景品玉

=売上玉-アウト+セーフ-景品玉

=(売上玉+セーフ)-(アウト+景品玉)

って、感じです。

誤差玉が発生する原因は?

パチンコ業界で働く人は度々誤差玉に悩まされることがあります。

特にマイナス誤差玉が頻繁に発生すると不正を疑われたりしますし、アウト詰まりでのプラス誤差でもデータは狂うし、平均アウトも減るしでデータ分析面で支障が出たりします。

どんな状況で誤差玉が発生するのか要因を考えていきましょう。

プラス誤差玉が発生する原因

店内での遊技客が落とした玉(コイン)

遊技機に上皿やカセットに残った玉(コイン)

遊技客が持ち帰った玉(コイン)

タイムオーバーなどで引き上げた玉(コイン)

アウト詰まり・アウトBOXの位置づれ

アウト線の断線・アウトメータ故障

メダル貸機カウント異常

スロットホッパー位置づれ

遊技機裏パックが破損して漏れている

JC玉詰まり・カウント異常

スマパチ・スマスロ遊技機故障

マイナス誤差玉が発生する原因

セーフ線の断線・接触不良によりデータが上がらない

売上断線・接触不良によりデータが上がってない

メダル貸機のオーバーカウント

スロットホッパーオーバーカウント

JC(ジェットカウンター)のオーバーカウント

各台計数機のオーバーカウント

アウトメーターオーバーカウント

遊技機情報端子盤不良

HC情報端子盤不良

前日のパチンコ上皿やカセットの残り玉未処理

こぼれ玉がアウトBOXへ入り込む

不正な持ち込み玉(コイン)

不正に出玉以外の玉・コインがJCに流された

JC電波ゴトによる不正計数

クレマン等のゴト行為

メダル自動回収より窃盗ゴト

スマパチ・スマスロ遊技機故障

1玉もお客様がフロアーに玉を落とさない店はそうそうありません。

原則としては、JC玉は持ち玉より少なくなるのでプラス誤差玉が出るのが当然です。

マイナス誤差玉が続く場合は遊技機や設備不良、ゴト行為や不正行為が考えられるので注意が必要です。

微妙な誤差玉が続く場合は、B(ベース)が同機種に比べ高いか、低いかで判断できます。

賞球線(セーフ)の接触不良などで起こるマイナス誤差ではB(ベース)が低くなります。

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